造園・土木・農業を通した「緑の循環」で地域社会へ貢献する会社
環境緑花工業株式会社

ABOUT 会社紹介

環境循環型企業としての成長を目指します。未来の子どもたちに誇れる仕事をしていきましょう。

【経営理念】自然との共生・調和を尊重し、心豊かなくらし・潤いある街づくりをめざします。 人間はこの地球上で自然と共に生き、大いなる恵みを受けて生かされています。あらゆる生き物・植物と自然を分かち合って生きていることを認識することが豊かな心を育む第一歩になると思います。子どもたちの未来を守るいしずえとして「自然との共生・調和」を理念とします。 【経営理念】社会のニーズに柔軟に応える 社会、地域、人のニーズは、時代や状況によって常に変化していきます。それぞれのニーズに柔軟に応え、中長期的な視点で持続可能な企業を目指します。 <社名に込めた想いと決意> 当社は昭和57年に造園業として創業し、事業拡大とともに土木系の仕事(主に公共工事)も多く請け負うようになりました。 ターニングポイントとなったのは、平成12年の蔦川河川改修工事。その内容は「環境保全をしながら土木工事をする」という難しい仕事でした。 生息する動植物への影響を最小限にするため、試行錯誤を繰り返しながらの作業。厳しい環境下でこの仕事をやり遂げたことは、当社にとって”大きな自信”につながり、また、「環境」という大切なキーワードを社名に入れるキッカケともなりました。  造園をはじめ土木工事、植物生産等、当社の事業は常に母なる大地とともにあります。我々はそんな大地に日々感謝し、人にも自然にも心地よい環境を整える仕事していきたいと考えています。 <”緑の循環”で、社会や自然ともWIN・WINを目指す。> 当社の主事業である造園業や土木工事からは多くの木の廃材がでます。それらは基本的には破棄されるものですが、当社は廃材を自社の廃棄物処分場で切断・破砕処理し、燃料や資源に再利用しています。また、自社のみでなく地域の皆様からの廃材も受入しています。 ■薪は当社の植物工場のボイラーに使用し、年間を通して安定的なビニールハウス管理が可能に。トマトやホウレン草、イチゴなどを栽培・収穫しています。 ■チップに加工した資材はマルチング材やバーク堆肥原料として造園資材に再利用しています。

BUSINESS 事業内容

「造園」「土木」「リサイクル」そして、「農業」”環境”を考え抜いてたどり着いた多角的な事業経営

造園・土木工事
造園事業は、主に街路樹、公園、堤防等の維持管理(除草・剪定・伐採等)や公園工事などの公共事業の他、個人邸の庭の手入れや外構工事を行っています。培ってきた技術で丁寧な仕事を積み重ね、青森県内でも売り上げトップクラスの企業となりました。土木工事業も創業40年の実績が認められ、民間・公共事業を請け負っています。造園と土木事業を並行して行うことで年間を通して安定した仕事量があり、安定経営につながっています。 工事実績例(発注者/工事内容) 国土交通省、防衛省、青森県、八戸市等/土木工事、舗装工事、造園工事等
廃棄物処理・リサイクル
当社は、エネルギーを有効活用し自然に配慮した「循環型の地域社会形成」を目指しています。自社の造園・土木事業で出る廃材をリサイクルしたいという思いから、産業廃棄物・一般廃棄物処理業許可を取得。廃材は、マルチング材やバーク堆肥原料、薪などに加工し再利用します。チップに生まれ変わった廃材は造園資材として、薪に加工されたものは自社の植物工場(カリーナファーム)で利用するボイラーの燃料として使用しています。
植物工場(農業)
農園「カリーナファーム」は、ビニルハウス内でトマト、サラダほうれん草やイチゴ等の野菜や果物を栽培している自社施設です。無農薬の水耕栽培が特徴で、温度や湿度、光、水、二酸化炭素等の管理に最新のITを使い自動制御しています。また、温度管理をする薪ボイラーの燃料には、自社の造園や土木事業で出た廃材を再利用することで環境によく、またランニングコストの削減にもつながっています。

INTERVIEW インタビュー

専務取締役 山谷幹樹
「緑の循環型事業」について教えてください
当社は造園業からスタートし、土木事業、そして野菜の生産工場の設立と運営、廃棄物処理事業へと、事業を拡大しながら前進してきました。 その根底にあるのは「緑の循環型事業」を、自社の中で完結させたいという思い。造園業で生じる廃材を廃棄物処理事業にて加工、薪にして野菜工場で活用するボイラーで活用するという循環。加えて、廃棄物処理事業にて破砕チップとして処理した造園資材を苗木を育てるために活用、育てた苗木をまた造園に活用していくという循環。 この「緑の循環」を自分たちで生み出し、ぐるぐる回していくことで、環境に負荷をかけにくいサイクルのもと事業運営を行っています。
「人・街・自然とコミュニケーション」に込めた想いとは?
造園業も土木事業も、自然を相手にする仕事です。現場が変われば、そこに根付く草木も、地質や地形も異なります。私たちが大事にするのは、その現場ごとの答えを、自分たちで探しにいくということ。 そのためには、関わる人や住む人・その街・そして自然と”コミュニケーション”をとりながら、最善・最良の選択をしていくことが求められるのです。私たちの求める「答え」とは、私たち自身の中にあるものではなく、私たちの考えややり方と常に人・街・自然との会話や情報を掛け合わせた中にあるものであると捉えています。 一見、答えが見えないようなミッションであっても、諦めずに人・街・自然の声を聴きながら考え、行動していけば必ず答えに行きつくことができると、私たちは信じています。 そのために私たちと共にチャレンジできる仲間を求めています。
「求める人物像」を教えてください。
どんな状況下においても、諦めずに考えたり、情報を集めるといった行動を起こし続けられる人です。 私自身は大学卒業後、県外にて環境コンサルタントの職務に就いていました。環境コンサルタントというのは工事現場で工事を始める前の環境への負荷を調査・分析・提案を担う仕事ですが、その仕事を通じ自然との向き合い方を学びました。 自然を相手にする仕事は常に決まりきった答えがある訳ではなく、情報を集め、人に話を聞き、実際に動植物の生息状況を調査し、答えを出していくということを繰り返していきます。 最初は答えが見えず、全く分からないことでも、情報を1つずつ集め分析していくことで、新たな答えに至るということが多々あるのです。そうして、情報収集を進めたり、自ら試行錯誤を繰り返すうちに、知らないことが分かることへと変わり、出来ることが自ずと増えていく。そのように私自身が変化を続けてきました。 これからの弊社もまた同様、「出来ない」「分からない」と匙を投げるのではなく、分からないことは情報を集め、調べて、人に話を聞きに行き、人と議論しながら答えを作りながら進んでいけるチームにしていきたいと考えています。 まだまだ成長途中にある会社です。一緒に成長しながら、前進していくことを楽しめる方と共に働きたいですね。